~訪問記~
次の訪問先は立屋共働学舎さんと同じ小谷村内「山中」、徒歩で山を登る事一時間半、茅葺屋根の日本家屋の「真木共働学舎」さんです。
【ウェブサイトも開設しました!纏まった情報はそちらに掲載!】
http://matsuokakenji.wixsite.com/nougyoukyoudoutai
・1日目
11月24日木曜、今日は立屋共働学舎さんを出発し、同じ小谷村内の真木共働学舎さんにお邪魔しました!
が、凄いです。何が凄いって、超ガチの山奥です。前も同じ様な事を言いましたが、今度の方が凄いです。
何せ、車じゃ行けません。駐車場で車を停めて、そこから歩いて向かいます。熊も出るので熊鈴必携です。
雪の降る中、登山開始
自分の荷物はリュック1つ、肩掛け鞄1つでしたが、共働学舎さんの生活物資(醤油一升瓶2本)も持ち、
雪の降る峠を登って、降りて、沢を渡って、また峠を登って、降りて、沢を渡って、また峠を登って、1時間半。
登って降りて…
沢を渡って…
登って降りて…
山の中の開けた場所に、棚田や畑、茅葺き屋根の日本家屋が立ち並ぶ、真木共働学舎さんに到着しました。
真木共働学舎
この日は到着後、母屋の今で『琉神マブヤー』のDVDを皆さんと鑑賞した後、夕食の準備をお手伝いして、夕食を頂き、歓迎の宴を開いて頂きました。
・2日目
11月25日金曜、今朝は6時に起きて、鶏の世話や山羊の世話や集落の中の様子を一通り案内して頂きました。真木共働学舎さんは茅葺き屋根の日本家屋「アラヤシキ」を中心に生活しています。独身の方はここに住んでますし、全員の食事やミーティングもここで行います。ここは「アラヤシキの住人達」という映画にもなりました。
アラヤシキ
夫婦や家族で暮らすメンバーが住んだり、ボランティアや訪問者が滞在する住居も数軒あり、それも昔ながらの日本家屋です。他にも土蔵や棚田は昔ながらのものを使っていますし、鶏舎や山羊小屋、倉庫もあります。
重家
ここでは赤ちゃん、幼児、若者〜50代の人まで、老若男女20人近くが暮らしています。中には心身に病気や障害を持った方もいますが、メンバー全員、分け隔てなく、仲良く協力しながら暮らしています。
春〜秋は田畑を耕し、米や野菜を作り、鶏や山羊や蜜蜂を飼い、卵や乳、蜂蜜をとり、みんなで交代で食事を作り、カマドで炊いたご飯を食べ、居間で語らい、冬は大半の人は立屋共働学舎に移りますが、数人は残り、屋根の雪下ろしをして、村を守ります。そろそろ冬本番。真木共働学舎の長い冬が始まります。
冬支度
この日は一日、大根の収穫をしたり、大根を千切りにしたり、大根の干し場を作ったりしていました。夕食後はまた、お酒を頂きつつメンバーの方にお話しを伺い、夜は更けていきます…
夕食
真木の畑から臨む北アルプス