農業共同体見聞録08 ビバハウス
~訪問記~
余市の農業共同体、3か所目は「ビバハウス」さんです。農業でひきこもりの若者の自立支援をしてます。
【ウェブサイトも開設しました!纏まった情報はそちらに掲載!】
http://matsuokakenji.wixsite.com/nougyoukyoudoutai
・1日目
10月22日(土)、09時過ぎに余市エコビレッジの皆様とお別れし、といっても、私が10時過ぎ出発予定で、皆さんが09時頃に出掛ける為、私が皆さんを送り出すという良く分からない状況になりながら、送り出して、10時過ぎまで余市エコビレッジさんで農業共同体見聞録を書いて、戸締りをして、次の目的地へ出発しました!で、10分で到着。早い!次の訪問先も北海道余市郡の「青少年自立支援センター ビバハウス」さんです。
ビバハウスの宿舎
ビバハウスは、農業や地元での就業体験、集団生活を通して、ひきこもり等の若者の自立支援を行う団体です。北海道余市郡余市町の余市教育福祉村内の、プレハブ小屋を繋ぎ合わせて建てた家で、代表の安達ご夫妻、スタッフさん1名(もう1名外部研修中)と、ひきこもり等の過去を持つ、10人前後の若者が共同生活をしながら、ビバハウスの農場での農作業や、地域のアルバイト等の就業訓練を通し、若者の自立、社会復帰を目指します。
代表の安達ご夫婦とスタッフさん
まずは宿舎で安達夫妻とお話しし、夫妻の経歴やビバハウスの歴史を伺い、お昼もご一緒させて頂きました。
ビバハウスの代表の安達夫妻は、北星余市高校という、全国から中途退学者や不登校児を受け入れる私立高校(「ヤンキー先生」こと義家弘介さんの母校で、奥様の俊子さんは義家さんの担任でした)の教員でした。
俊子さんの退職後、ある卒業生の女性を助ける為に、プレハブでの共同生活をスタートさせ、以来16年間、様々な問題を持つ若者と「365日24時間のまるで『野戦病院』のような日々」を過ごしてきたそうです。
当初はこれでお暇する予定だったのですが、午後は旦那さんに余市町内を案内して頂き、泊めて頂ける事に!
最初は宿舎から車で15分程のビバハウスさんの「モンガク農場」を見せて頂きました。7haの土地に露地とビニールハウスの圃場があります。ここで、若者達が農作業をしているそうです。まだミニトマトが取れました。
モンガク農場
そして、ワイナリーや、余市で初めて林檎の樹を植えた農家さんや、余市の昔の港湾の宿泊施設(国指定史跡、重要文化財)や、余市の海や、余市の山や、余市の農業地帯を見せて頂き、余市観光を満喫させて頂きました。
余市の海
余市の山
その後、宿舎に戻り夕食を頂き、翌朝、朝食を頂いて出発しました。頂いてばかりで申し訳なかったですが(笑)明日はニセコ、留寿都を経由して、札幌に行き、戻って豊浦に抜けて、函館に行き、青森に渡ります。1日で!